福岡県立田主丸特別支援学校
Fukuoka Prefectual Tanushimaru Special Support Education School
小学部では教育課程を3つの類型に分け、児童一人一人に合わせてきめこまやかな指導を行っています。
プリントを使用して、平仮名のなぞり書きや、漢字の書き取りをしています。他にも、物語の音読をしたり、カタカナや平仮名の読みをカードで確認したりしています。
折り紙で『紫陽花』を作っている様子です。色とりどりの折り紙を選択し、カラフルで綺麗な紫陽花ができていました。
完成した作品を、掲示板に貼って飾りました。
音楽の授業では、いろんな楽器の音を聞いたり、楽器に触ってみたり、、、曲に合わせて打楽器を鳴らしたりしています。写真は、シェイカーの音を聞き、楽器に触っている場面です。
〇自立活動-ゆらゆら
自分の身体の動かし方、姿勢の保ち方などの学習や、身体を動かすことを通して、教師や自分の身体に注意を向ける学習をしています。具体的には、臥位や座位、立位などの姿勢で、教師と一緒に自分の身体を立てる力を入れたり、適度に力を抜いたりする学習があります。
夏はプールでの学習があります。児童の実態に応じて、身体の力を抜いて水に浮かぶ活動や、ビート板を使った泳ぎの指導などを行っています。
給食の時間は、唇を閉じて食べ物を摂り込むこと、舌を出しすぎたり、首を反りすぎたりせずに飲み込むことなどをねらい、学習(食事)をしています。この際、姿勢を整える、食物の形状を各児童の実態に合わせる、唇や歯を傷つけない柔らかい食器を使用するなどの配慮を行っています。
着替えや検温、お茶飲み、朝の会などを行っています。着替えやお茶飲みでは、教師の援助に合わせて身体の力を抜いたり水分を摂り込んだりすることをねらい、毎日行っています。朝の会は、名前を呼ばれたことに気付いたり、友達や音楽に注意を向けたりすることをねらい、指導を行っています。
3年生から6年生までの集団で、学期に数回程度クラブ活動を行っています。子どもたちが中心となって活動内容を決め、進行します。「ボウリング」「転がしドッジボール」「むっくりくまさん」など楽しみながら活動しています。